柿がおいしい季節がやってきました。近所の柿の木も鈴なりです♪
そんな旬の柿の栄養と効能をちょっとおさらいしてみました。
そして、知れば知るほどそのまま食べるだけではもったいない!あっという間にできる5分間柿レシピもご紹介です。
柿の栄養って本当にスゴイ!
柿は、甘味の始まりだといわれています。砂糖の甘さとはまた違った、昔からの素朴な甘味です。
昔、砂糖といった甘味がなかった時代から柿の甘味がおやつとして喜ばれていました。きっと平安時代などの女性も十二単をきて、柿の甘さに舌鼓をうっていたのかと思うと不思議ですね。
柿の一番の栄養は、ビタミンA・ビタミンC・ペクチン・カリウムが多く含まれていること。
ちょっと詳しくみてみます。
ビタミンA
免疫力をアップさせる働きがあるのが、このビタミンAです。
風邪の季節や、アレルギーの起こりやすい環境などで効果を発揮です。
ビタミンC
風邪のウイルスの働きを抑える作用があります。柿一個で一日に必要な量がとれてしまいます。風邪予防や疲労回復に役立ってくれます。
先ほどのビタミンAとあわせて、これからの風邪の季節にぜひ食べたいですね。
タンニン
柿の渋みの成分ですね。意外とこのタンニンは、アルコールを分解してくれる働きがあり、二日酔いに効果があると言われています。
カリウム
ナトリウム(塩分)を排泄する利尿作用があります。
タンニンのアルコール排出作用と、カリウムの利尿作用とあわせて、二日酔いのもとになる有害物質を対外に排出することができます。
【参考:旬の野菜の栄養辞典】
柿の栄養量
エネルギー | 炭水化物 | ビタミンA | ビタミンC | カリウム | |
柿(1/2個) | 60 | 15.9 | 35 | 70 | 170 |
みかん(中1個) | 46 | 12 | 84 | 32 | 150 |
100g当りの栄養量を比較してみました。
ビタミンCの代名詞のような「みかん」よりも、柿の方がビタミンCが多いって、覚えておきたいですね。
【参考:日本食品成分表2017 7訂】
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食べ過ぎ要注意
こうしてみると、いいことづくしで、じゃあ、いくつ食べていいのかとなりますが、
そうもいきません。
そんなに良いんだったらいっぱい食べた方がいいね
やっぱり食べ過ぎはいかんね
え~、毎食食べようかと思ってたのにな
たとえば、カリウムは腎機能の弱っている人には、マイナスだよ。
タンニンは、鉄分の吸収を阻害する働きもあるし
そして、柿は果物なので果糖も多い。
そっかー
どんなによい成分があっても、適量が第一!
柿は、一日一個くらいにしておこうな
柿のオススメレシピ
柿はそのまま食べてもおいしいですが、料理に使ってもさらに美味しい!
5分で出来ちゃう!柿と大根のツナサラダ
【材料】
- 大根 200g
- 柿 200g
- ツナ 1缶
- マヨネーズ 大さじ2
- ポン酢 小さじ1
- 塩・こしょう
- 大葉
【作り方】
- 大根の皮をむき、スライサーで千切りにする
- ①に塩を少々ふり、しんなりとさせる
- 柿も、大根と同じようにスライサーで千切りにする
- ツナ缶の油をしぼる
- 材料をボウルに入れて、調味料を加えて混ぜ合わせる
- 大葉を千切りにして盛る
ポイント
イチョウ切りにしても綺麗ですが、今回はスライサーを使って千切りにしてみました。もうあっというまにできます。
スライサーで切ってあとは、混ぜるだけ。
柿の甘さが隠し味のポン酢が入ることで、マヨネーズとよくあいます。
もう一品欲しいと言うときにぜひ、お試しあれ!
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