最近野菜ジュースについての記事をよく目にするようになりました。
暑さで食欲がなくなったり、野菜の価格が高騰したりすると、どうやら野菜ジュースが注目されるようです。
でも野菜ジュースって、本当の所は野菜の代わりになるの?
ちょっと気になりますよね。
野菜ジュースの効果はないの?
普通の甘いジュースを飲んでいるなら、野菜ジュースに変えることで、糖質の取り過ぎが防げる結果となり、効果があるといえます。
あくまでも、野菜と同じような効果を期待することは難しいのではないでしょうか。
日頃野菜不足を実感している方には、1日に一回くらいは、野菜ジュースを取り入れて欲しいと思います。
そんな時は、1日分の野菜を摂ることを目標にするのではなく、野菜の栄養を抽出した野菜ジュースを選んで欲しいと思います。
あくまでも、食事として野菜も食べた後での補助食品として考えることをオススメしたいです。
野菜ジュースって健康によさそう
このイメージが野菜ジュースにはついて回ります。
「1日分の野菜」
「野菜1日これ一本」
「濃い野菜」
こんな商品名で賑わっています。
いかにも、野菜ジュースだけで、野菜の変わりになりそうなイメージですね。
でも、結論は野菜=野菜ジュースとはいえないと考えています。
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1日分の野菜の量を知っていますか?
1日分の野菜の目標量は350gです。
緑黄色野菜120g淡色野菜230gというように目標値が決まっています。
この量はかなり多い量です。一度では食べきれないくらいともいえます。
でも、それほどの量を口から食べないと、体にとって必要な栄養素には足りないということです。
そして、これほどたくさんの野菜を摂ることで、体の中での代謝の働きや、胃腸の働き、便通の働きなどが健康的に維持されるんですね。
野菜を食べることで、あごの発達や口や歯の状態を維持する役目もになっていることを忘れたくないですね。小さいお子さんは特にしっかりと噛んで食べることが大事です。
逆に言えば、野菜ジュースで濃縮した状態の栄養が一気に入ってきて、上手に体が利用できるのか個人的には疑問に思うのです。
野菜ジュースを選ぶ時の注意点
- 添加物のないものを選ぶ
- ビタミンやそのほかの栄養素が少しずつでも入っているか確認する
- 普通の食事を食べた上での補助食品として考える
野菜ジュースは、色々なメーカーから発売されています。自分の好みの味を選ぶことも大事ですが、できるだけ余計なものが入っていない物を選ぶことも大事です。
価格だけで選ぶと、野菜風味のただの甘いジュースという商品もあります。
いかがでしょうか。決して野菜ジュースがダメなわけではありませんが、それだけでOKと思うのは、ちょっと問題です。
しっかりと、商品を見て選ぶ目を持つこともこれからの情報社会では大事になりますね。