今年の夏は暑かったですね。母は家の中でエアコンをつけて過ごしていましたが、脱水症で入院することになりました。介護環境が大きく動きだしたのも、この入院でした。
後で聞くと、脱水症になる理由がありました。
【トイレを失敗する】という問題を水分をのまないようにしておしっこの量を減らすという方法で解決しようとしたのが間違いでした。トイレの失敗は、水分補給の問題とわけて考えないといけません。
トイレを失敗するを予防する対策
- 日中も紙おむつを利用する。(パンツの上から紙おむつをしておく)
- 時間を決めてトイレにいく
こういった対応があるそうです。
この時の入院では、自分でポータブルトイレ(ベッドの横に置いておく簡易トイレ)を自分で利用することができていました。大部屋で話しをする友達もできて、最後は元気になることができました。
家に戻り、水分補給の問題や、デイサービスの導入・食事の手配などを整えました。しかし、どうしても一人になる時間が多くなります。
退院後4日で夜中に転倒し、再度入院となってしまいました。
ちょうど休みだった私は、病院受診に付き添いました。姉も急きょ休みをとります。何も介護技術をしらない私たちには、母を車椅子に乗せることさえ大仕事です。そこで、介護タクシーを頼みました。私は車で診察券を入れに行きます。
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診察の結果は、腰椎の圧迫骨折でした。高齢のため骨も弱くなっていることもありしりもちをついたことで骨折となったようです。
この時点で母は体を起こすのも痛がりました。こんな状態の母を日中一人にしておくわけにはいきません。入院をお願いしても、そこでは受けられないとの返事です。受け入れ可能な病院を探していただき、結局5日前に退院した病院へもう一度入院ということになりました。
コチラの病院は、療養型の病院ですが、1日12000円の個室か部屋代はかからない大部屋かどちらかになります。大部屋は、かなり狭いので、周りに気を使うのが辛いと母が言うので、入院給付金もでるため個室に入院となりました。
高齢者は、ちょっと転倒しただけでも、骨折することが多く、入院となるとその環境が大きく変わってしまいます。我が家の場合も、これを期に母を取り巻く介護環境が大きく変わりました。