介護付き有料老人ホームへ入所した母の面会に行ってきました。
10月6日に病院から施設に移った当初は、まだ体も頭もしっかりとしていないようで心配しましたが、ほとんどもとにもどってきたようです。
今振り返って、まだ3週間しかたってないんだとびっくりです。人間、環境でこれだけ変わるということを知らないことは、問題だなと思います。
病院は、安静にして体を治すことが目的です。そのため、頭の方(認知)は、二の次になります。高齢者が骨折をして入院すると、認知症が進むといわれるのも、あながち間違いではありません。
もちろん、入院中も家族が毎日こられることで変わりなくすごされる方もいます。でも、家族がつい、もう病院に任せたから、自分はお役御免と思ってしまうと、骨折は治っても、認知症がすすみ、ご飯もたべれなくなって、結局お亡くなりになるということもあるんです。
母の場合は、入院前は認知症があったわけではありません。それでも入院中のことは、よくわからなかったといいます。ゆっくりと誰かが説明してくれるわけでもなく、周りのスピードについていけない状態が認知症を発症するなんてこともありそうに思いました。
ちょっとおなかの調子が悪かったようで、お粥を買って持ってきてほしいと頼まれましたが、それって、施設の人にまず相談ですよね。まだまだそのあたりが、遠慮があるようです。ゆっくりでも慣れていってほしいですね。
母は携帯電話をもっています。もちろん施設の自分の部屋での使用は問題ありません。でも、ガラケーなのでどうも操作がわからないようです。でもだからといってスマホが使えるのか?お年寄り用の携帯電話を検討しないといけませんね。
母に施設の感想を聞きました。
『ご飯はおいしい。何もしなくていいのが申訳ない気がする。』とのことばでちょっと安心させてもらいました。
かけ布団の枚数のことで、ケンカしたともいっていました。『言う時は言わないと!』としっかりした答えに苦笑です。
きっと、これから過ごす間に不満も出てくるんでしょうね。できるだけ、私も顔をだすようにしようと思います。