あさろぐ

管理栄養士田中あさぎのブログです。50代になり、ただいまダイエット進行中!

認知症初期の母

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先日、母の物忘れ外来に姉と一緒に同行しました。

二ヶ月前に、初めてかかり、認知症をつげられ、その後心理テストをうけ、その結果を聞きました。

 

やはり、認知症の初期ということです。

覚えられる量がへってきている

→複雑なことを、覚えていられない。

たとえば、お茶を飲むためにお湯をわかして、茶葉を急須にいれて、コップにそそぐ。

こういった手順をふまないといけないことが、できないそうです。

 

傾向として、不安感を感じやすい。

そのため、対応としては「間違ったことでも、否定しない。」ことだそうです。

誰かそこにいるといっても、「そうかもしれないけど、不思議だね〜」とあいまいに返す。

 

好きなことをさせてあげて下さいと、言われました。

確かにこの状態では、家で一人で暮らすことは無理ですね。

姉は、今でももしかしたら、家のほうが良かったのかもと後悔があるといいます。

そんな話も、医師にすると、

「もし、家でこの状態なら、家では出来ることが減ってきて、どんどん無気力になる恐れがある」と言われました。

 

アルセプトという薬を使うかどうか

この薬は、鬱傾向があったり、不安がある場合は、効果があるそうです。しかし、副作用として焦燥感も出とか。

イライラして暴言などを出るのもかわいそうなので、今の状態ならいらないでしょうということになりました。

 

前回の受診時よりは、やや施設で落ち着いた様子です。

夕方帰りたいとは言わなくなってきたようですが、困っていることが一つ。

お金を手元に持ちたいというのです。

「夕食を食べるのに、ちょっとしたものを買いにいきたい。だからお金がいる」

母の頭の中では、こうなっています。

そして、「自分の好きな時に炊きたてのごはんがたべられるから小さい炊飯器がほしい。」

 

母は、今施設でお世話になっていて、車イス移動なので、1人で買い物にはいけません。お金を持たすことは問題ないのですが、一度もつと、誰かにとられるかも?と余計心配の種ができてしまうようです。

 

こんなことも、少し先になると、笑い話になればいいのですが・・・

いつまでも、元気なままの以前の母でいてほしいですが、きっと難しいのでしょうね。