あさろぐ

管理栄養士田中あさぎのブログです。50代になり、ただいまダイエット進行中!

夫が熱を出した!家族がコロナ?

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世間はコロナ一色となってきた感がありますね。それでも、自分の身の回りにはそんな兆候もなく、なんとなく危機感も薄かったのですが・・・

夫が熱を出しました。

結論を言えば、コロナではありませんでしたが、いつもと違う対応に大変だった6日間でした。 

 

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普段であれば、雨の中ぬれて帰ってきたので、風邪をひいたんだということになるところですが、このご時世。

それで片付けてもいいのか・・・?

ちなみに私の仕事場は、病院。それも平均年齢80才という高齢者が多い病院です。前日にはコロナに関する対策の通達文書も回っていました。

普段のインフルエンザと違うのは、自分は熱がなくても、同居の家族が発熱していれば同様に自宅待機という部分です。

 

夫の熱の経過

1日目(日曜日)

朝から熱があり、咳もしていました。熱は37.5°という微妙なラインです。それでもしんどいという状況があることから、確実に風邪は引いている様子です。

夜には38.5°まで熱が上がっていました。

こんな時に、普段あまり風邪も引かない我が家には風邪薬もないという状況でした。

 

2日目(月曜日)

まだ完全に治ったという状況ではないのに、夫は出勤していきました。普通の風邪ならば、普通の対応だったと思います。

それを見て、私も出勤したのですが、途中で「やっぱり帰る」という連絡が入りました。

そうなると、私は出勤してもいいものか迷います。

まず、普通の風邪だろうと思いますが、万が一ということもあります。

私が出勤したことで、病院にコロナが流行りだしたら、何人かの方が亡くなるかもしれません。

看護部長に連絡して、自宅待機ということになりました。

この貴重な休みを利用して、リビングの大掃除を決行です。

 

夫は仕事先から帰宅する途中で近隣の診療所へ行って診察してもらうことになりました。待合室で隔離されて待っていた様子です。

風邪薬と、咳どめ・解熱剤を出してもらいました。

 

3日目(火曜日)

朝になって、夫の熱は37.5°。微熱であるけれど熱があると考えるべきか・・・?熱よりは、倦怠感と咳が続いています。

ひとまず、判定はできない状況でした。

 

朝9時すぎになってから、夫がコロナの相談窓口(管轄の保健所)に問い合わせしてみました。

熱の経過や受診時にもらった薬などを話し、家族に医療従事者がいるので、院内感染予防のために検査してもらえないかと聞いてもらったのですが、現時点では無理とのお返事でした。

窓口の対応は、今のまま様子をみるようにし、熱が続くようなら受診した診療所で診てもらってくださいとのことでした。

(渡航歴があったり、高熱が続いているなどあれば又対応は違ってのかもしれませんが、夫は渡航歴はなく微熱程度でした)

 

この時点で、コロナではないとの確信が得られなかったため、私も仕事は自宅待機となりました。

 

自分が熱が出て症状があるのならわかるのですが、家族が・・・というところがなんというか微妙です。

それでも、買い物にいかないと食べるものがありませんし、難しいところです。

 

自宅で様子を見るといっても、検査結果が陰性であれば何も問題はないのですが、検査せずに熱が下がるのを待つだけというのも何もできずにもどかしい物です。

逆に、もし陽性なら家族にも感染している確率はあがります。でもそれまで家族に症状がなければ、買い物にもいきます。

不要不急の外出などしなくても、食料品の買い物には行かないとだれも用意してはくれません。

 

実際に自分の身近にこういった事例があると、慌てます。2日目の夫の体調が悪い時のボソッと言った「俺死ぬんかな」という言葉が忘れられません。患者本人が一番不安なんだろうと実感しました。

 

4日目

まだ微熱が続いています。咳もひどいです。

朝診療所に電話して相談しますが、コロナの相談窓口で聞いてみてくださいとのことでした。そこで、前回連絡した窓口へもう一度電話をしてみます。

ここでも、やはりコロナの検査をとはならず、診てもらっている診療所でインフルエンザの検査をしてみてもらってくださいとのことでした。

その返事を病院へ伝え、診察をしてもらいます。

 

レントゲンを実施し異常なしであることからコロナの可能性は低いだろう(ナシではない)とのことでした。

 インフルエンザの検査は発症から12時間~48時間。4日目(96時間)になっていたことも検査を実施しなかった要因かもしれません。

 

5日目

朝から熱は平熱に下がっています。夫自身も自分で食べたいものを作ったりして動く気力がでてきています。このまま夜になっても熱が上がらなければ完治となるでしょうか。

 

6日目

昨日は熱が夜になってもあがらず、体調も戻ってきたようです。

ただし、私の勤務先の規定で、熱が下がってからもう一日様子を見てからの出勤と決まっているため、もう一日お休みです。

 

同じ家で隔離は難しい

専用の施設でもない普通の家で、隔離というのは難しいです。

コロナの対策として、家族がかかった時にすることというサイトもあります。

www.mhlw.go.jp

でも、別の部屋があっても、いい年齢の大人でもずっと部屋でこもっていることって難しそうです。

寝室で夫は寝ているようにしていたのですが、テレビもなくずっと寝ていると腰が痛くなるといって、時々リビングに降りてきてしまっていました。

そうなると、家の中であっても私もマスク着用し、ダイニングに移動するしかありません。

 

こうなったら、一緒にいててもウィルスに負けない体を保つことの方が大事なように思います。

でも、同じ部屋で寝ない方がいいので、私はこたつで寝ていたので、気をぬくとここで風邪ひいてしまいそうですし・・・

  

家庭内での対応

1 部屋を隔離

簡単なようで難しいのがこの隔離です。37.5°という微妙な熱の出方では動けないほどではありません。大人でもじっと寝ているのに飽きてくる様子でした。トイレも幸い2箇所あったのですが、なかなか1カ所だけでということも徹底できませんでした。

部屋から出ても、本人の不安な状況を察すればあまり強く言うこともできません。

 

2 マスク着用

家の中でも、確実に菌は浮遊しています。夫はもちろんですが、症状の出ていない私自身もマスクを着用していました。

 

3 換気

咳の症状があったので、換気をするように気をつけました。

コロナでなくても、もしここで私自身が風邪を引いてしまったらさらに仕事場に迷惑をことになると思うと、対応は必須です。

 

4 アルコール除菌

部屋に留まっていない夫なので、夫の使用したドアノブやスイッチ、トイレなどを除菌ティッシュでふいていました。でも、これはあまり本人の目の前でするのははばかられますね。

 

家族に感染する経路

家族に風邪などのウイルス性の患者がいる場合は、咳やくしゃみからうつる場合と、細菌がついた自分の手で目や鼻・口などを触ることで移る場合があります。

ここで、手洗いが大事になってくるわけですが、自分の目や口を触ることも注意が必要です。

 

夫の発熱によるお金のマイナス

今回夫の熱の発症から5日目で熱がやっとさがりました。

その間、家族も仕事へはいけず自宅待機となっていました。大人3人の家族ですが、一日3回の食事を毎日作り続けるのも結構大変です。そして、意外とお金も必要となりました。

  • 病院受診代
  • お昼ごはんの冷凍食品代
  • ラーメンなどの保存用食品代(次に自分がかかった場合の対策)
  • 毎日のちょっとしたおやつ代

お金のことは二の次とはいっても、いつもより出費がかさんだのは事実ですね。あまり食費を節約すると、よけいにストレスがたまるので、ここは手軽く利用出来る物を使いました。

 

振り返って思うこと

 

普通の風邪なら、1日か2日寝ればほぼ治るのが、3日目も熱が下がらない状況になると、不安になります。

今回、夫の発熱で我が家がとった行動を整理してみました。

1日目 発症・家で対応

2日目 かかりつけ医受診

3日目 熱が下がらずコロナ窓口へ問い合わせ

4日目 熱が下がらず、かかりつけ医電話相談

 再度、コロナ窓口問い合わせ

 ↓

 かかりつけ医受診

5日目 熱がやっとさがる

6日目 熱がでずに24時間経過。ただし咳は残っている

 

というように、何度も電話で問い合わせをすることになりました。

テレビのニュースなどでは、簡単にコロナの検査をしてくれるようなイメージですが、個人的な感想では、なかなか検査はしてくれないと感じてしまいます。

 

自分が元気でも、家族が熱を出すことはないとはいえません。コロナが流行している今、患者本人だけでなく家族も同じ対応が求められると考えると、熱が出た時の対策は常に持っておくことが大事と痛感したできごとでした。