仕事場の同僚のNさんが、退職します。
そこで、新しい方への引き継ぎを行っているのですが、コレが又、怒濤のように仕事を伝えておられます。
しっかりと引き継ぎをしたいという気持ちの現れなのかもしれませんが、受ける方はたまった物ではありません。
横で聞いていても、大丈夫かな~と心配になります。
すると、案の定引き継ぎ4日目で、新しい方からのギブアップが・・・
上司の方がこられて、面談をしてとりあえず頑張ってみるという気持ちを引き出すことができたようです。
私の仕事とその方の仕事は、同じ仕事場でも内容が違います。それでも、私の仕事はその方の仕事がうまくいっていて成り立つ物なので、知らんふりするわけにもいきません。
ひとまず、一番手間のかかる仕事を手伝う方法を考えて、ちょっと一息つけるように計画しました。
その準備も大変だったんですがね(^^;)
さて、その退職される方のことについて、他の方とちょっと話したことが印象的だったので、残しておこうかなと思います。
退職するNさんはアラカンの女性です。離婚歴があり、子どもさんは独立して、家を建てて近所に住んでいる。お孫さんもいて、何も問題がないように見えます。
そんな素敵な?方なのですが、きっちりとしていることが他人には裏目にでるようです。
物の整理整頓はできてあたりまえ。できないはずがない。
そんな言葉が聞こえてくるように思います。
同じ職場の方がミスをすると、怒濤のごとく責めます。
どうして失敗するのですか?
何を考えているの?
誰も失敗しようとして失敗する人はいないと思うので、その場は注意で収めて、次回ヘ向けての対策が大事なんじゃないかと思うのですが、いかがな物でしょうか。
同じ職場のAさんは、
「退職されるNさんは、自分の立ち位置を変えることなく、広げない。相手に会わせた言い方をしないと意味がない。結局は、自分が上司から怒られないようにすることを第一に考えているからああいう言い方になるんだろう。」
こう言われていました。
確かに、相手に通じる言い方をしないと、注意する意味がないのは実感しています。
でも、いい年齢になっても、対応が変えられないというのは、よっぽど今まで挫折?壁に当たる?という経験がなかったのでしょうか。
人生の中で、自分の思い通りにならないことってたくさんあります。
そして、大抵のことは人にさせるよりも、自分でやった方が簡単です。
私も、子どものことではたくさん貴重な経験をさせてもらいました。そのおかげで今は、相手に対する話し方という物の難しさも理解しています。
退職するNさんが悪いわけでもありませんが、世の中にはいろんな人がいるなあという感想とともに、『人の振り見て我が振り直せ』の教えを心にとめておきたいと思います。