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管理栄養士田中あさぎのブログです。50代になり、ただいまダイエット進行中!

84才の母のための老人ホーム見学その2~介護付き有料老人ホーム

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先日見にいった有料老人ホームの2軒目です。

1件目の記事はコチラ

asaginodiary.hatenablog.com

2件目に見学にいったのは、介護付き有料老人ホーム

 

3階建ての中規模の建物です。ワンフロアごとにわかれています。フロアの周りを囲むように個室があり、真ん中にリビングのようなみんなで集まって食事をしたりするスペースがあります。職員の方も常にここに誰かいます。

 

実は、ここは、同じ日の午前中に姉と見学にいったところです。金額的にやや高く感じたので、母に見せていいなとなってもお金で無理となると酷なので、先に見に行こうとなったわけです。高いだけあって、いいところでした。

 

普通、老人ホームといえば、食事・お風呂・お部屋・アクティビティ(レクレーション)が項目チェックの目玉でしょうか。

 

1 食事は

別会社が運んできたものを加熱・盛付をフロアでおこないます。ごはんや汁物は温かいものがでます。ここの施設で一から作っているわけではないというところはマイナス。

 

2 お風呂は

介助がついて、お湯をいれかえて入ることができます。建物が週3回の入浴でした。建物が10年くらいたっているので、お風呂はやや深めの作りです。

 

3 お部屋は

キレイで明るい感じです。ここはそれほど他の施設とも違いはないようです。部屋の中にトイレがついているのですが、トイレに扉がついているかカーテンかの違いです。

 

4 アクティビティは

アクティビティといって、レクリエーションものようなものでしょうか。施設によって大きく違います。ここは、それほど大規模にはされていませんでした。自分の家で静かに過ごすイメージです。月に一回は全体で実施されていました。

 

いいなと思ったところ

ここは、職員の方の入れ替わりが少ないです。介護業界は入れ替わりが早いところが多いのですが、ずっと同じ方が勤務されていることも、ポイントは高いです。働いている方が不満なく働ける職場でないと、余裕のある介護はできません。

 

相談員の方がおられて、見学の対応や入所者さんの話も聞いてくださるようです。意外とこの話をゆっくり聞いてくれるかということも大事だと思うのです。私たちは、まだ元気なので生活のスピードが速いです。でも高齢の方になると、話す速さもゆっくりになります。そのゆっくりにつきあってくれるかどうかというも、大事。

 

ここの施設は、こ施設長が自分の親を入れたいと思える施設にしたと聞き、印象に残っています。相談員の方のお母様も入所されていました。

 

マイナスな(ちょっと気になる)ところ

ここは、金額が高いです。入所金が高いのですが、それは家賃の先払いのようなもので、5年で原価償却されていくとのこと。そう思うとそれほど高いといえないのでしょうか?5年以降は、今までの月々の分だけになるのも嬉しいシステムです。中には追加金が必要となる所もあります。

なんとか、入所金が払えて、毎月の金額も年金で払えるのなら、母にとっては良いかもしれません。

 

認知のある方も多く、楽しく入所者同士がおしゃべりするというイメージではないようです。大きな部屋でみんな集まってレクリエーションをすることがありません。

 ~☆~☆~☆~

午後から母をつれて見学にいったのですが、施設の中をみせてもらっていると、母の表情がとても明るくなっていました。笑顔も!

なんだか、それを見たら早く病院から退院させてあげたくなりました。