母の介護の記事をまとめてにいます。
我が家は、最終的に有料老人ホームへお世話になることに決めました。それでも、最初からそこがいいと決めていたわけではなく、試行錯誤の結果です。
我が家は、姉と私の二人姉妹で、結婚して家庭をもっています。姉夫婦は実家を二世帯住宅にして同居していました。ただ、完全同居でなく上下にわかれての同居だったので、母は昼間は一人暮らしと変わりがありません。
ただ、同居していることもあって、姉がメインで母のことでは動いてくれていました。お金の管理も姉がしています。なので実行役は姉が。そして、母のメンタル面のケアを私がという分担になっていたように思います。
例えば、デイサービスを利用しようと決めても当日行かないと言い出すかもしれません。
デイサービスを使う場合、ケアマネさんに連絡して通える場所をさがしてもらうことから始めます。見学の日程や打ち合わせなど意外と細々としたことがあるので、連絡を密にすることが必要です。ケアマネさんだけでなくデイサービスの方などたくさんの方が準備をしてくれています。そのためつい予定通りにしてほしいという気持ちが先にたってしまいます。
どうしても、私たちは高齢者と比べると生活スピードが速いのですが、母にはそれが自分の気持ちを置いてきぼりにして話をかってにすすめていると思ってしまうようです。
そこで、私の出番。
母にデイサービスにどうして行きたくないのか?何が気になるのか?デイサービスは母に必要なことや、行かないと心配になること。こんなことを母のスピードにあわせて、話します。
高齢者は言うことがコロコロとかわります。でもそれは、ちゃんと理由があるのです。デイサービスに行くと気疲れすると母は言っていましたが、『それもじゃあ行かないくてもいいよ』ではなく、疲れるような気がするんだねと気持ちを受け取ってやれば、行く気にもなります。このあたりが、実行役の姉には、まどろっこしいようでした。
親がどうも介護が必要かも?と思ったら最初はケアマネージャーさんを見つけることから始めます。
コチラの記事↓
担当のケアマネさんが決まれば、介護度の判定をしてもらいます。これは申請を出すと、日程調整をして自宅に親に会いに来てくれます。(ケアマネさんとは別の人です。)
介護度によって、使えるサービスが違ってくるので、ここはケアマネさんにお任せです。
介護度が決まると、その次は、ケアマネさんと相談しながら、親は何に困っているのかを考えます。我が家の母の場合は、最初要支援2からのスタートでした。
(ちなみに介護度は要支援1・2・要介護1・2・3・4・5とわかれています。
要介護5が一番重い状態です。)
母の場合の困っていたことは
買い物に行けない
足腰が弱っていたので、家の中で動くことはできましたが、買い物に行くことはできませんでした。ただ、同居の姉がいるので週末にまとめて母の分の買い物もしていました。
食事の支度ができない
長時間立って料理をするのが、だんだん難しくなってきていました。
お昼ごはんは、見守りつきのお弁当を利用していました。毎日お昼前に届けてくれます。朝は簡単にパンと果物程度にしていました。
夕食もお弁当という方法もありましたが、あまりにもそれでは味気ない。
家にこもりがちになる
昼間は同居の姉家族も留守になります。母は一人で、気ままにすごしているといえば良く聞こえますが、楽な生活に流れてしまいます。外に出ることも少なくなり、人とあうことも減ってくると、どうしても体が弱ってきます。また、足も弱ります。
こんな母に対して、ケアマネさんは2つのサービスを提案してくれました。
長くなったので、続きは又次回。