先日、母がお世話になっている施設に行った帰りに、とてもキレイな夕焼けをみました。
あかね色に染まる空と丸く大きな太陽。みるみるビルの間に沈んで行き、刻々と変わる空の色。目の前に広がる夕焼に目をうばわれました。
ただ、これが高速道路で走行中だったんです。なので、じっと見ることもできず、写真を撮ることもできませんでした。それでも、目に焼き付いて離れませんでしたよ。
あんなにキレイな景色を見ると、自然の不思議とその中で生きている自分に感謝でした。
先週には、母の入っている施設で、ちょっとした遠足があり、最初は行き渋っていましたが、結果オーライだったようです。
実は、先日母から携帯に電話があり、色々と不満を言っていたんです。
「あの、ヘルパーさんは、無理矢理お茶を飲めといって怒る。飲んだらおしっこもれるからあかんのに。腹がたつわー」
ちょっとヘルパーさんの援護をしておくと、母は脱水で入院したこともあり、水分補給が大事です。なので、気にかけてくれている結果です。でも、母には、その言い方が気に入らないようで。
「もう、家に帰ろうかな」とまでいうので、もうちょっと様子をみてと言っておきました。
結果、その日はその話は出ずに、なんとかやっているようです。でも、そのヘルパーさんに腹を立てているのをみると、頭の活性化に役立っているように、みえるのはなぜでしょうね。
ヘルパーさんへの文句を言っている母は、気合いが入っていましたよ~(^^;)
日にちの見やすい時計と、猫の写真ののったカレンダーを、おいてきました。
こんなやつ↓
「 ごはんは、美味しい」
「いつも、誰かいて安心」
「病院の先生がこっちにきてくれるから助かる」等々
なんの不安もないと、思うのですが、人間って、なにかしら、不満に思うことがあるから、よいのかもしれません。何の不満も不安もなければ、ボケちゃうかもね。
悩みや不安は、生きているからこその特権と思って、負けないぞ!(笑)