ダイエットはやせることが目標の一つですが、やせればやせるほどいいわけではありません。
ダイエットとして、やせることを目標とした場合、デメリットもあるんです。
ここは、デメリット・メリットをしっかりと把握しておきたいですね。上手にやせるために大事なことをご紹介しましょう。
上手にやせるための3ヶ条
1 急激な体重減少にならないようにする
2 自分が太った原因を理解する
3 食事と運動の両面から対応する
ゆっくりと、1ヶ月1kg程度のダイエットがオススメです。
すぐに結果が出るわけではありませんが、生活習慣の一部にダイエットがなることが一番です。
無理なダイエットは、体を壊してしまうこともあります。こんなデメリットもあります。
ダイエットのデメリット
成人女性で身長が普通(155~160cm)の場合、一つの目安として体重が40kgを切ると要注意といわれます。
ダイエットで体重が減ることが目標となってしまうと、今度は減らしすぎる場合もあります。
ダイエットの6つのデメリット
1 やせすぎてやつれてみえる
2 体の中の弱い部分がクローズアップする
3 おしりの肉など、必要な部分の脂肪もおちる
4 髪の毛がぬける
5 生理がとまる
6 貧血症状がでる
詳しくみてみますね。
1 やせすぎてやつれてみえる
痩せると嬉しいのですが、「やせる=やつれる」という場合もあります。急激な減量による栄養不足により、不健康なイメージとなることもあります。
2 体の弱い部分がクローズアップする
たとえば、ダイエット前は問題なかったのに、ダイエット後にアレルギーが発症するということがあります。
これは、免疫力の低下によりアレルギーが出てしまいます。
3 おしりの肉など、必要な部分の脂肪も落ちる。
その結果、おしりの肉が減って、骨が当たって痛いということもあります。
4 髪の毛がぬける
特に40台後半からのダイエットは、髪の毛が抜けることが多くて、悲しいですね。
5 生理がとまる
ダイエットは、どうしても体へのストレスを与えます。そのせいでしょうか。ホルモンバランスが崩れることで、生理が止まってしまうこともあります。
6 貧血症状がでる
栄養不足になる場合があります。そうなると、普通の状態でも不足しやすい鉄分などがさらに不足することもあります。
その結果、体のすみずみに酸素を送ることができずに、フラフラする症状もでます。
リバウンド防止にクリックを!
痩せすぎによる事例
これは、ご相談を受けた20代の女性の方の場合です。
身長155cmで体重が37kgになってしまいました。
最初は、おなかを壊すことが多かったそうです。
食べる→お腹を壊す→食事ができない→食べる量がへる→体重がへる
こんな繰り返しでした。その原因は、しばらくしてわかりました。
『小麦アレルギー』
もともとアレルギーがあったわけではないそうです。痩せて、体の免疫作用が低下したことが原因ではないでしょうか。
その状態でよくうどんを食べていたそうです。
その後、小麦アレルギーかもと思い、小麦粉を食べるのをやめると、症状はおちついたそうです。
もともと食べることが好きな方ではなかったようで、食べるよりは寝ていたいというタイプ。さらに食事の回数がへって、痩せるの悪旬環でした。
ごはんをメインにして食事の回数を増やすことをお話ししました。
うどん・パスタ・菓子パン、すべて今は食べないようにしていると言われていました。
特に拒食症ではないということですが、一度痩せてしまった方は量をたくさん食べることができなくなります。
また太る原因となりやすいパンや麺類が食べられないこともエネルギーをふやしにくい原因のようです。
この方は、食べる時は普通の量を食べますが、一日1回ということもあるとか。
栄養補助食品でや高栄養のゼリーなどの併用をすすめました。
お腹がすいてなくても、何か口にいれるように。
やせて、健康を手に入れることが、これからのダイエットに大事です。
食習慣は、毎日の積み重ねです。
急激な減量には、こんな落とし穴もあると覚えておきたいですね。
ダイエットのメリットとは
皆さんは、なぜダイエットをしようと思いましたか?
私は、5年前にくも膜下出血で倒れるという人生最大の危機にあいました。幸い手術もすることなく快復することができました。
しかし、退院後に徐々に増えてくる体重に危機感を覚えて、ダイエットを決意しました。
もう40代後半だったので、キレイになりたいとかは特に思っていませんでしたが、結果的にダイエットは自信にもつながりました。
普通に色々な服を着ることができるのも、とても嬉しかったです。
ダイエットは、一生続けることのできる生活習慣に改善することです。
ゆっくりと自分のペースで、続けるようにがんばりましょう!
スポンサーリンク