お風呂って、どんな入り方をしますか?
私は、全身浴(肩までしっかりとつかる)ですが、「半身浴」を実践している方も多いとか。どうやら、健康や美容に良いというイメージがあるようです。
でも、その半身浴、本当に効果ある?
半身浴のウソ
半身浴に何を期待しますか?という質問に、多かった答えが3つ。
- ダイエット
- デトックス
- リラックス
なんだか、ありそう。
でも、違うんですって。
ちょっと詳しくみてみましょう。
①ダイエット効果がない理由
半身浴の消費エネルギーは、10分で1.6kcal
100分(1時間40分)入っていてもキャラメル1個分・井戸端会議10分と同じだとか。
また、消費エネルギーは半身浴より全身浴の方が多いと聞くと、お風呂に入ってカロリー消費とはいえないですね。
②デトックス効果が期待できない理由
汗をかくので、なんだか体の中の老廃物が出て行く気がします。
しかし、実際は汗に含まれているのは水分がほとんど。
老廃物は、尿などにとけて体の外へ出ていきます。
③リラックス効果が少ない理由
40℃10分間、首までつかる全身浴の方がα派がよくでるとのこと。
確かに、これだけを見ると、お風呂よりシャワーでいいんじゃないと思ってしまいそうです。
長時間の半身浴に根拠がないということはわかりました。
でも、やっぱりお風呂はいいんです。
私のおススメは高温反復浴です。知っていますか?
リバウンド防止にクリックを!
高温反復浴を簡単に言うと
43度の高温のお湯に3回にわけて、合計20分間(入浴は10分)入る方法です。
入浴(3分)→髪を洗う(5分)→入浴(3分)→体を洗う(5分)→入浴(3分)
高温反復浴のおススメする理由
- 循環器系の働きがよくなる
- マッサージ効果
- ホルモンの分泌
- 免疫力を高める
40代後半からのダイエットには、とても大事な効果です。
(※血圧が高い・心臓疾患がある場合は中温で)
もう一つ全身浴の可能性がありました。
これは、ヒートプロテクション(HSP)という体内で作られる特殊な蛋白質の働きによる。
HSP70は紫外線によるコラーゲン層のダメージや分解を防ぎ、HSP47が良質なコラーゲンを作り出すことで小じわ予防や改善も期待される。
「小じわがお風呂に入るだけでなくなるか?」というと、ちょっと疑問ですが、半身浴より全身浴がいいというのは、私も賛成です。
お風呂にしっかりと入ることで、代謝がよくなり運動と似た効果が得られます。
もちろん、筋肉がつくことはありませんが、運動がなかなかできない方は、まずお風呂に毎日入る。ここから始めてみてはいかがでしょうか。
もちろん、お水を飲みながら入ってくださいね。
効果は、実際にあさぎが実証済みです。
お風呂に入った日は、寝ている間の体重の減りが多くなります。
シャワーで済ませた日は-400g・お風呂の日は-600gというように翌朝の体重に差がでるんです。
毎日のお風呂、暑い夏こそおススメです。